ハーモニックパターンの種類　シャークの買いパターン

サイファーの買いパターンの例として、フィボナッチが0%である点をXとし、100%である点をA とします。
まず、Xを起点としてAに向かって相場が上昇した後、38.2%～61.8%付近であるBまで相場が下落します。そしてBでトレンドが転向して上昇したあと、高値を113%から161.8%付近であるCで更新し、その後トレンドが下降傾向に転向した後、113%から224%付近のDで上昇傾向に転向するという形になります。
このD地点が売りエントリーのタイミングとされています。
エントリーポイントであるD地点はガートレーやバットなどといった他のパターンとは計算方法が違い、BCプロジェクションの161.8-224を用いるため、計算方法を間違えやすいため気を付ける必要があります。
チャートの形はサイファーに似ていますが、パッと見の違いとしては、W形の山やM形の谷がシャークの方が低いという特徴があります。
サイファーのチャートパターンが成立失敗となった場合、シャークに移行するケースがあるので、この2つのハーモニックパターンはセットで覚えておいてもいいと思います。