ハーモニックパターンの種類 ネンスター

ネンスターは新しいハーモニックパターンとして、英語圏で認知され始めていますが、日本では使っている人がまだかなり少ないといわれているため、軽くご紹介したいと思います。
パターンの形はバットやサイファーに似ており、フィボナッチの数値は、38.2、61.8、113、127.2、141となっています。
ネンスターの買いパターンの例として、フィボナッチが0%である点をXとし、100%である点をA とします。
まず、Xを起点としてAに向かって相場が上昇した後、38.2%~61.8%付近であるBまで相場が下落します。そしてBでトレンドが転向して上昇したあと、高値を113%から141%付近であるCで更新し、その後トレンドが下落傾向に転向した後、127.2%付近のDで上昇傾向に転向するという形になります。
このD地点が買いエントリーのタイミングとされています。
ネンスターで注意が必要なのは、C地点はXA間のエクステンション、D地点はCX間のエクステンションというところです。
また、ネンスターなどのハーモニックパターンは慣れないうちは正確な地点を算出しにくいこともあるため、これだけに頼ってエントリーせずに、トレンドラインのサポート・レジスタンスやローソク足などもよく確認して分析する方が勝率は高いと思います。

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