ファンダメンタルズを甘く見てはいけない

テクニカル主導の相場展開が多い外為相場なので、FXトレードをするにあたってはテクニカルチャートをいかに使いこなすかが重視されがちです。

しかし、経済は本来それだけ動いているわけではありません。自動売買ソフトの場合はテクニカルしか織り込むことができませんが、人間の手による裁量トレードの場合はファンダメンタルズを考慮に入れることができるので、この強みを大いにいかしたいところです。

ファンダメンタルズをトレードにいかすというと、毎月お祭り騒ぎになるアメリカの雇用統計など経済指標を連想される方が多いかも知れません。

もちろんこれもファンダメンタルズ要素の一種ですが、大きな経済の動向が1つの経済指標という形で数値化されたものにすぎません。雇用統計の数値が予想よりも悪かったということは、アメリカ経済の景気が振るっていない証拠です。

そこからアメリカ経済の先行き不安が起きてドル安が起きます。

このように経済の大きな流れをファンダメンタルズとしてトレードにいかす手法を解説していきたいと思います。

(つづく)




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