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リフレクティング
含み益が出ている相場でどう動くかということで、前回は相場観が正しかったことを利用してさらにポジションを増やす攻めの戦法、ピラミッディングをご紹介しました。今回はその反対で守りの姿勢と言われるリフレクティングです。
リフレクティングは、含み益が出ている状態で徐々にポジションを減らしていく手法です。つまり、一気に全部とはいかなくても目標価格になるまでに少しずつ勝ち逃げをしていくわけです。全てのポジションを目標価格で利益確定するよりも確定利益は少なくなりますが、思惑通りまで相場が動かなかった場合であってもリスクを軽減することができます。
基本的には相場観に自信がない場合、まぐれのような展開で含み益が出ている場合などに有効です。本当に自信があるのであれば前回ご紹介したピラミッディングでいいわけですから、そこまでの自信が持てない場合や一時的な相場の反転に対して精神的にキツという場合にも有効でしょう。
確定した時点での利益を減らすことになるのでリフレクティングの多用はお勧めしませんが、小刻みに利益を取っていく方針なのであればこれも有効な戦術と言えます。
2018年01月27日
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