2017年の外為相場はこうなる 新興国通貨

トランプ政権の誕生は、新興国通貨にとっては逆風になりそうです。なぜならトランプ政権はアメリカへの資金還流を強く支持しており、この流れで新興国に流れていた投資マネーがアメリカに戻る公算が高いからです。

そもそも新興国と呼ばれるほど経済の足腰は強くないので、外国からの投資に依存している部分は大きく、その状態で外国からの投資が引き上げてしまうとかなりの経済的ダメージとなります。

南アランドは資源国通貨なので、資源高によって一定の買いは期待できますが、問題はトルコリラです。周辺諸国の地政学リスクに加えて経済成長の鈍化、ここにきて金利の引き下げが行われたらトルコリラへの投資マインドは一気に冷えてしまうことでしょう。

その他の新興国通貨といえばメキシコペソが挙げられますが、メキシコはご存知の通りトランプ氏から「壁を作る」とやり玉に挙がっている国です。本当に壁を作るのかどうかは別として、メキシコとアメリカの関係が冷え込んでしまうと経済への影響は大きいため、ペソ安が懸念されます。



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